2008年11月10日
職人魂。(プロローグ)
さてさて、
10月の末にエングレーブで有名な井浦先生の工房に
お邪魔した訳なのですが・・・、
エングレ倶楽部の皆さんの素晴らしいコレクションや、
ブラックホールで実際に生で見た先生の作品は素晴らしい
のですが、何分、私はサバゲから銃に入った者ですし、
モデルガン自体あまり持っていないので、エングレを彫って
頂く銃も無いんですね。
でも、先生の美しい彫刻を彫って頂きたい、という想いは
あるのです。さて、どうしたもんか・・・?
そんな時、ブラックホールで製作を依頼していたあるのもが
到着したのであります♪
それが、コチラになります。

(詳しくは、この銃の特集の時にて)
エングレ銃にホワイトアイボリーのグリップ・・・、
そうだ!、銃は無くても、このグリップにエングレを彫って
頂けばいいんだ!(ゲリPとかのグリップもそんな感じだし)
ブラックホールでも、小さな象牙のプレートに、細~い針で
エッチングを施した作品も展示してあったので、それもいい
なぁ~なんて思ったりして。
そんな訳で、
勇気をだして、先生にお電話をしたのであります♪
「私、子連れと申しまして・・・、」
「はい、これこれこういう訳で、ある物の製作を
お願いしたいのですが。」
「・・・、なるほど、そうなのですか。」
・
・
・
ブラックホールで見た、象牙のエッチングのお話をしたら、
『あ、それね、スクリムショーって言うの』
(後で調べたら鯨の歯の伝統工芸から来ているようです)
『象牙は素材の密度が濃いから綺麗に仕上がるけど』
『プラスチックなどの樹脂製のグリップだとどうかなぁ』
『前にビクトリノックスのナイフのグリップにしたら、
上手くいかなくてやめちゃった』
うっ、そうなのかぁ~、
スクリムショーは何にでも出来るわけじゃないんだぁ・・・
私の構想では、このアイボリーグリップに、スクリムショー
で、ワイアット・アープの肖像画を彫って頂こうと思って
いたのです。
でも、せっかくこうして勇気を出してお電話したので、
先生のお話をもっと聞きたいなぁ~、
・
・
・
「実は私、近くに住んでいるのですが・・・」
『じゃぁ、遊びにおいでよ』
「えっ、遊びに行っていいんですか?」
「もうひとり、一緒に行ってもいいでしょうか?」
「外見、どう見ても怪しいんですけど」
「いいんですか?」
「短パンにサンダルですよ?」
「ありがとうございます!それでは当日、
よろしくお願い致します!」
・・・、と、なった訳であります♪
確かに、このグリップ、すっごく綺麗で仕上げも素晴らしい
のです!エングレ彫って頂かなくても、これはひとつの
作品として完成されているような感じもします。
また、元の銃が型で作ったエングレのプラにメッキの銃
なので、先生のきれいなエングレグリップだと、銃本体が
グリップに負けちゃうかなぁ?なんて思ってみたり。
一応、先生に実際に見て頂こうと、このS&Wモデル3
も持参しましたが、それとは別に、私秘蔵の品を持って
行きました。
『うん、このグリップはこのままで彫らない方がいいよ』
「あ~、やっぱりそうですか」
『すごくキレイじゃない』
「そうですよね~」
そこで私は秘蔵の銃を取り出したのでした。
なんでも、先生も初めて見るし、今までに
彫ったことの無い銃だそうです。
『これ、バレルなんかキレイだからきれい
に彫れるんじゃない?』
「先生、どこら辺が彫れそうですか?」
『うん、だからバレルここから、ここくらいまで』
『先まで彫っちゃおうか』
「え~、いいんですか!」
『あとは、ココとココなんかも』
『このグリップの後ろなんかも彫れるね』
・・・、こんな感じでどんどんと彫って頂く
面積が増えていったのであります。
しかし、私にはどうしても彫って頂きたい
ものがあり、無理は承知で先生に恐る恐る
聞いてみるのでありました。
「先生、実は私〇〇が、〇〇〇〇なので、この銃に
〇を彫って頂けないでしょうか?」
『いいよ』
「いいんですか!ありがとうございます!」
先生とそんなお話をしているとですね、奥様が、
あちこちから、〇に関する資料を出してきて下さる
んですね♪(ホントに素晴らしい奥様です!)
それだけではなく、奥様からのアイデアで、
エングレーブの他にこの銃がとんでもない事に!
そこまでして頂けるのですかぁ~!
あ~、もう、神様、ホトケ様、井浦様~な状態ですよ、
ホント。しかも、先生の初彫り銃第1号ゲット!
お時間はいくらかかってもかまいません、
先生の気が向いた時に彫って頂いてけっこうです。
・・・、でも先立つものが無いので、がんばってお金
貯めないといけないのですが・・・。
そんなこんなで、軍資金を稼ぐため、昼飯代を浮かして
少しでも貯金をしようとしている最近の子連れであります。
10月の末にエングレーブで有名な井浦先生の工房に
お邪魔した訳なのですが・・・、
エングレ倶楽部の皆さんの素晴らしいコレクションや、
ブラックホールで実際に生で見た先生の作品は素晴らしい
のですが、何分、私はサバゲから銃に入った者ですし、
モデルガン自体あまり持っていないので、エングレを彫って
頂く銃も無いんですね。
でも、先生の美しい彫刻を彫って頂きたい、という想いは
あるのです。さて、どうしたもんか・・・?
そんな時、ブラックホールで製作を依頼していたあるのもが
到着したのであります♪
それが、コチラになります。
(詳しくは、この銃の特集の時にて)
エングレ銃にホワイトアイボリーのグリップ・・・、
そうだ!、銃は無くても、このグリップにエングレを彫って
頂けばいいんだ!(ゲリPとかのグリップもそんな感じだし)
ブラックホールでも、小さな象牙のプレートに、細~い針で
エッチングを施した作品も展示してあったので、それもいい
なぁ~なんて思ったりして。
そんな訳で、
勇気をだして、先生にお電話をしたのであります♪
「私、子連れと申しまして・・・、」
「はい、これこれこういう訳で、ある物の製作を
お願いしたいのですが。」
「・・・、なるほど、そうなのですか。」
・
・
・
ブラックホールで見た、象牙のエッチングのお話をしたら、
『あ、それね、スクリムショーって言うの』
(後で調べたら鯨の歯の伝統工芸から来ているようです)
『象牙は素材の密度が濃いから綺麗に仕上がるけど』
『プラスチックなどの樹脂製のグリップだとどうかなぁ』
『前にビクトリノックスのナイフのグリップにしたら、
上手くいかなくてやめちゃった』
うっ、そうなのかぁ~、
スクリムショーは何にでも出来るわけじゃないんだぁ・・・
私の構想では、このアイボリーグリップに、スクリムショー
で、ワイアット・アープの肖像画を彫って頂こうと思って
いたのです。
でも、せっかくこうして勇気を出してお電話したので、
先生のお話をもっと聞きたいなぁ~、
・
・
・
「実は私、近くに住んでいるのですが・・・」
『じゃぁ、遊びにおいでよ』
「えっ、遊びに行っていいんですか?」
「もうひとり、一緒に行ってもいいでしょうか?」
「外見、どう見ても怪しいんですけど」
「いいんですか?」
「短パンにサンダルですよ?」
「ありがとうございます!それでは当日、
よろしくお願い致します!」
・・・、と、なった訳であります♪
確かに、このグリップ、すっごく綺麗で仕上げも素晴らしい
のです!エングレ彫って頂かなくても、これはひとつの
作品として完成されているような感じもします。
また、元の銃が型で作ったエングレのプラにメッキの銃
なので、先生のきれいなエングレグリップだと、銃本体が
グリップに負けちゃうかなぁ?なんて思ってみたり。
一応、先生に実際に見て頂こうと、このS&Wモデル3
も持参しましたが、それとは別に、私秘蔵の品を持って
行きました。
『うん、このグリップはこのままで彫らない方がいいよ』
「あ~、やっぱりそうですか」
『すごくキレイじゃない』
「そうですよね~」
そこで私は秘蔵の銃を取り出したのでした。
なんでも、先生も初めて見るし、今までに
彫ったことの無い銃だそうです。
『これ、バレルなんかキレイだからきれい
に彫れるんじゃない?』
「先生、どこら辺が彫れそうですか?」
『うん、だからバレルここから、ここくらいまで』
『先まで彫っちゃおうか』
「え~、いいんですか!」
『あとは、ココとココなんかも』
『このグリップの後ろなんかも彫れるね』
・・・、こんな感じでどんどんと彫って頂く
面積が増えていったのであります。
しかし、私にはどうしても彫って頂きたい
ものがあり、無理は承知で先生に恐る恐る
聞いてみるのでありました。
「先生、実は私〇〇が、〇〇〇〇なので、この銃に
〇を彫って頂けないでしょうか?」
『いいよ』
「いいんですか!ありがとうございます!」
先生とそんなお話をしているとですね、奥様が、
あちこちから、〇に関する資料を出してきて下さる
んですね♪(ホントに素晴らしい奥様です!)
それだけではなく、奥様からのアイデアで、
エングレーブの他にこの銃がとんでもない事に!
そこまでして頂けるのですかぁ~!
あ~、もう、神様、ホトケ様、井浦様~な状態ですよ、
ホント。しかも、先生の初彫り銃第1号ゲット!
お時間はいくらかかってもかまいません、
先生の気が向いた時に彫って頂いてけっこうです。
・・・、でも先立つものが無いので、がんばってお金
貯めないといけないのですが・・・。
そんなこんなで、軍資金を稼ぐため、昼飯代を浮かして
少しでも貯金をしようとしている最近の子連れであります。