2009年02月14日
ROCKEN ' ROLL パート2
まずは、
コチラのだいじそさんの記事をご覧下さい。
見ました?
え?見てない!
見ないと、今回の記事の面白さは半分になりますよぉ~♪
では行きましょう♪
今回はこのだいじそさんの記事の姉妹編?続編になりますので。
では、まずは出会いの経緯から始めませう。
いつものように職場に向かうため、早朝車を走らせていた。
(やっぱり、早朝はいいなぁ、道も空いているし)
(おっ?)
街路樹でしきられた歩道を、向こうからきれいなおねーさんが
歩いてきた
(こりゃ、朝からついている!いい目の保養になるなぁ)
ところが!、今、目の前を歩いていたはずのおねーさんの姿が
突然消えた!いったい、どうしたのか?
街路樹で隠れていたが、おねーさんが立ち上がった
(な~んだ、つまずいて転んだのか)
しかし、よく見ると転んだ時にぶつけたのか、ストッキングの
膝の部分が擦り切れて、生足がむき出しになっている
(これから、出勤だろうに大変だよなぁ)
(まだ時間あるし、よしっ!)
キキィ~!
車を歩道に寄せて、助手席側の窓を下げた
「大丈夫ですか?」
『え?、ええぇ、なんとか・・・』
「ひざ、擦りむいてるじゃないですか」
「とにかく、車に乗って下さい」
『いいんですか?ご迷惑じゃ』
「困っている人をみると、ほって置けないんです」
(とくに、あなたみたいなきれいなひとは)
『じゃぁ、スミマセン』
おねーさんは、うしろの席に座った
私はダッシュボードからマキロンを取り出し彼女に渡した
近くのコンビニまで車を走らせていると、
バックミラー越しに彼女がストッキングを脱ぐのが見えた
信号で止まり、もう一度バックミラーを見ると
なんと!パン〇ィーまで脱ごうとしているではないか!
(ち、ちょっと、チョット、何やってんですぅかぁ!!)
見ないフリをしながらも、気になりながら、やっとコンビニ
に着いた
「ちょっと、まってて下さいね。ストッキング買ってきますから」
「あ、はい、すみません」
女性物のストッキングなど買ったこともなく、どれを買ったら
いいのか、まったく分からなかったが、とりあえず彼女に
似合いそうなものを購入した
(あ~、なんか恥ずかしいなぁ、カミさんのも買ったことない
のに。店員が男でよかったよ・・・)
「どうぞ、合うかどうか分かりませんが」
『ありがとうございます』
後ろが気になりながらも、バックミラーをみないように、
彼女がストッキングをはき終るのを待った
『ちょうど、いいみたいです』
「それはよかったです。近くの駅までお送りしますよ」
『なにからなにまで、すみません』
「いいえ、お気になさらずに」
駅に着き、車を停めて後部座席のドアを開けた
「大丈夫ですか?」
『はい、ほんとうにありがとうございます!』
「いえいえ」
『あのぅ~、せめてお名前だけでも・・・」
「そんな、名乗るほどの者じゃありません」
「通りすがりの子連れです」
(名乗ってんじゃん!)
『子連れ・・・、さん?』
『お礼といっては、なんですが、コレ貰って頂けない
でしょうか』
彼女はバッグといっしょに持っていた紙袋を手渡した
「なんでしょうか?」
『亡くなった祖父の遺品なのですが、わたし、こういった物
よく分からなくって、どうしようか困っていたんです』
「そんな大切なもの、頂いていいんですか?」
『ええ、あなたみたいな方に貰っていただければ、
祖父もきっと喜びます』
「じゃぁ、チョットだけ見せていただい・・・」
『ダメ!ここでは開けないで下さい』
『わたしがいなくなってからにして頂けませんか?』
「わ、分かりました」
駅の改札に向かう彼女を見送り、
彼女のことば通り、姿が見えなくなってから、
紙袋を開けてみた・・・
すると、
電話番号とメルアドが書かれたメモ用紙にメッセージが、
『こんど、ゆっくりとお礼がしたいので、お暇なときに
ご連絡していただけませんか?』
(いやぁ~まいったなぁ・・・)
メモ用紙に下には先ほど脱いだストッキングがきれいに
たたんであり、
その下にはなんと!ぱ、パ、パン〇ィーが!!!
こ、これって、さっき脱いでいたヤツ?
ゆ、ゆっくりとお礼って事は・・・まさか・・・
しかし、
紙袋の一番下にある、この箱を見てさらに驚いたのである!
(↑本気にしないようにw)
うひょひょひょひょ!ブロック見えなかった!(セーフ)
ガッカリするほど軽いのは同じだなぁ。
スティールじゃないので、錆びてませんw
きぃぃぃ きほうぅぅ ( ←パン〇ィーに惑わされ気付かなかったマダオ)
数日後、宿の部屋にて。
「・・・、おれなんかでよかったの?」
『うん♪ずっとあなたの事気になっていたんだ』
「えっ!おれの事知ってるの?」
『〇〇君のお父さんでしょ?』
「えっ、え!、なんで、なんで知ってるの!!」
『わたし、〇〇君のいる保育園で働いてるんだ』
『パートで時間限られているから、直接会ったことないでしょ』
「そうなんだ・・・」
『〇〇君がね、あんまりお父さんの自慢話するもんだから、
ずっと会いたいなぁ~って、思ってたんだぁ』
「そっか、そういうことかぁ~」
『やっぱり、自慢されるだけのことはあるねっ!』
そういって彼女はおれの胸に顔を埋めた
そうか、息子もムスコもお世話になった、って事か・・・
彼女の頭を撫でながら、家に帰って息子に会った時、
どんな顔をして接すればいいのか分からず、
それでも頭を撫で続けた・・・
~Fin~
(くれぐれも×2、本気にしないようにw)